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大学生観光まちづくりコン 受賞学生らが永田学長と懇談

大学生観光まちづくりコンテスト2023

大学生観光まちづくりコンテスト2023(後援:観光庁等)で受賞した本学学生グループの代表らが、11月20日に永田学長を訪問し、受賞報告を行いました。

コンテストは、福島県の被災地域の観光資源を掘り起こし、地域活性プランを提案するもので、本学から出場した3チームすべてが、本選考で上位3位を独占するという快挙を達成しました。とりわけ、グランプリ受賞チームは、指導教員に薦められての初出場でした。

グランプリを受賞した「都市デザイン研究室」(芸術学学位プログラム、野中ゼミ)は、双葉郡葛尾村の水質に着目し、"超軟水"を軸に多様なアクティビティを考案。準グランプリを受賞した「都市計測実験室」(理工学群、大澤ゼミ)は、ライフラインの自給自足を意味するオフグリッドをキーワードに、浪江町津島地区の水力資源や水素技術を用いた、持続的な電力活用の方法を提案。同じく準グランプリの「松原ゼミ 社工×国際」(理工学群)は、馬文化が根付く南相馬市で、馬主と農家民宿、観光客を結びつけ相乗効果を狙う仕組み、"Horse to Family"を打ち出しました。

学生らは、スライド資料を用いながら、永田学長に向けてプレゼンを展開。コンテストのための現地調査やインタビューのみならず、祭りなどのイベントへの参加を通じて、町の人々との交流を深めることができたと笑顔で語りました。

永田学長は、自身の業務での福島訪問で、町に人が定着しにくい現状を実感したことを踏まえた上で、

「学生の声やアイディアを発信していくことには十分な価値がある。どのプランも実現可能な内容だと思う。皆さんの力で、福島の復興を支えていってほしい」

と鼓舞しました。

各チームは近日、プランを提案した地域からの招へいにより、再び現地を訪問し、自治体関係者や生徒らとの交流会に参加する予定です。

大学生観光まちづくりコンテスト2023
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