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附属病院DMAT, DPATチームの声、Lucky FM茨城放送で紹介される
能登半島地震の被災地への医療支援として、附属病院の緊急医療チームが相次いで派遣されました。茨城県の要請を受けて、被災地に入ったチームの声が、Lucky FM茨城放送の夕方の情報番組「ニュースなニューズ」の枠で放送され、厳しい環境下での支援活動の様子を語りました。
1月24日(水)午後5時半からの放送枠で、およそ7分半にわたって紹介され、附属病院上席医療コミュニケーターの高橋吏良さんとキャスターの山口あやさんが対談する中で、派遣された7人の声が取り上げられました。
災害派遣医療チームは、通称DMAT(ディーマット)といい、 災害派遣精神医療チームDPAT(ディーパット)と呼んでいます。
これは大規模災害などに派遣される 専門的な訓練を受けた医療チームで、 365体育投注附属病院は、10年前の平成25年に茨城県災害拠点病院に指定され、現在は22人の隊員がいます。今回は、医師2人、看護師4人、臨床工学技士1人、放射線技師1人、 薬剤師1人の総勢9人が2チームに分かれ、1月6日から9日まで、石川県七尾市の公立能登総合病院にある 能登医療圏DMAT活動拠点本部で、現地の情報収集や 活動計画を作成するといった支援業務に従事しました。
災害派遣医療チームDMAT(今回の派遣メンバーより)
(隊長:松本 佑啓 医師)
(小笹 雄司 看護師長)
(村木 亮平 看護師)
(黒田 早耶 看護師)
(鈴木 嘉治 薬剤師)
一方、DPATは、被災地で災害時のストレスへのケアといった、 精神科医療や精神保健活動の支援を行う専門のチームです。 365体育投注附属病院にはDMATとDPATがありますが、両方を持っている組織は全国的にみても珍しいことです。 1月6日から10日まで、医師1人、 看護師1人、精神保健福祉士1人の3人、そして、茨城県立こころの医療センターの看護師1人、精神保健福祉士1人と共に、 合同チームの先遣隊として金沢市内の避難所などで 被災者の心のケアにあたりました。 また、石川県庁内のDPAT調整本部で全体の活動調整も行いました。 更に15日から20日まで、医師2人、看護師2人、そして、茨城県立こころの医療センターの看護師1人が、こちらも合同チームとして公立能登総合病院で活動しました。
災害派遣精神医療チームDPAT(今回の派遣メンバーより)
(先遣隊隊長:高橋 晶 医師)
(江湖山 さおり 精神保健福祉士)
Lucky FM茨城放送は、水戸周辺では94.6MHz、つくば周辺では、88.1MHzで聴取できます。聴取地域も千葉県、埼玉県、東京都の多くの地域でも可能となっていて、聴取エリア内人口は約2,000万人とのことです。パソコンやスマホでも聴けるradikoでは、このインタビューの聴き逃し配信を行っています。
1月26日(土)14:20まで、聴取はこちらから(高橋上席医療コミュニケーターの登場は開始から1時間31分20秒位~)。 https://radiko.jp/#!/ts/IBS/20240124160000
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無料のタイムフリー再生で聴取でき、「再生開始から24時間以内」であれば、いつでも途中再生?聞き直しが可能です。
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