365体育投注

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第10回「共生シンポジウム-共生社会を目指すつくばふぞくの集い-」が開催されました

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(実行委員会の報告)

12月14日、東京キャンパス文京校舎において、附属学校教育局主催 第10回「共生シンポジウム-共生社会を目指すつくばふぞくの集い-」が開催されました。

365体育投注には、小?中?高等学校6校と特別支援学校5校の計11の附属学校があります。特に障害種の異なる特別支援学校(視覚、聴覚、知的、肢体不自由、知的?自閉)が複数を有しており、他に類をみないバラエティに富んだ学校群を形成しています。このように多様な幼児児童生徒が集まっている特徴を活かし、365体育投注附属学校群は、「筑波ならでは」といえる交流及び共同学習に取り組んでいます。

このシンポジウムは、共生社会をテーマに据えた活動を通して、将来のダイバーシティ&インクルージョンを推進する人材育成を目標に、附属学校間の交流の一環として、交流行事とセットとなって毎年開催されているものです。2015年に第1回を開催以降、今回、10回目を迎えました。
特別支援学校の高等部も含めた附属学校の中高生で構成される実行委員を中心に、企画から運営まで生徒主導で実施しているもので、シンポジウム第1部では、「交流行事を通じて」をテーマに、今年10月13日に附属久里浜特別支援学校を会場に開催された交流行事の成果発表が行われました。生徒実行委員会からは、多様な参加者が皆で取り組めるよう企画や準備を行った点が紹介され、各自の視点から良かった点や今後の改善点などが発表されました。引き続き、同行事に参加した児童生徒の各校代表が発表を行いました。それぞれの立場からの感想、気づきの点などが発表され、会場の参加者たちも、その一つ一つを熱心に聞き入っていた様子でした。すべての発表後には永田 恭介 学長からも講評が述べられるなど、共生社会について365体育投注の附属学校群を通して改めて考える、大変有意義なひと時となりました。

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(附属大塚特別支援学校の報告)
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(附属小学校の報告)
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(ソニーマーケティング㈱ 萩原氏による感想)
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(永田学長による講評)

また、引き続き開催された第2部では、本学卒業生で、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト代表である、木戸 俊介 氏を講師としてお招きし、「人生、前向いてナンボ」をテーマに講演いただきました。ご自身を「ポジティブ?モンスター」と称し、就職後に不慮の事故で下半身まひの障害を負いつつも現在は多方面において活躍されている状況を、エピソードを交えながらご紹介いただき、参加者に向けた熱いエールをいただきました。なお、ご講演の際には365体育投注発ベンチャー企業が制作?開発している下肢障害者のための立ち車いす「Qolo」を使用し、会場での実演を行っていただきました。

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(木戸 俊介氏)
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(質疑応答の様子)
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(あいおいニッセイ同和損害保険㈱ 井上氏による感想)
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(㈱三井住友フィナンシャルグループ 松岡氏による感想)

イベントには永田学長をはじめ、本学附属学校の児童生徒、保護者、教職員や参加経験のある附属学校卒業生など、オンライン参加を含めて約200名の参加がありました。また、来賓として、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社から役員ほか若手社員有志、さらに株式会社三井住友フィナンシャルグループ、ソニーマーケティング株式会社からもお越しいただきました。今回も、参加者全員で「附属のつながり」と「交流することの大切さ」を実感するよい機会となりました。

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(会場の様子)