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海外武者修行支援プログラム 帰国報告会を開催

写真 報告会の様子

3月6日、今年度に海外留学をした学生の帰国報告会が行われました。

「海外武者修行プログラム」は、海外での独自の研究?交流活動に意欲的な学生グループを支援するもので、学生たちは、渡航先も含め自ら企画?計画し、選考を経て支援金を受給します。本学の海外留学支援事業「はばたけ!筑大生」の一環として2015年度から実施しており、コロナ禍での二度の中止を挟みましたが、応募件数は徐々に増えてきています。

今年度は、10の学生グループが海外で武者修行を終えました。海外渡航の安全性を発信するアプリの開発のため米国でデータ計測を行った学生、日本の化石哺乳類のルーツを探るため中国大陸に渡った学生、学校のスポーツ活動の実態を調べるために英国内の学校を回った学生など、多様な活動レポートがありました。

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(開会の挨拶)
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(プロジェクト構想を語る発表者)

各グループの発表後には、企画?審査委員会の教員による評価が行われました。調べた結果についての学問的な観点での検証?フィードバックは、今回の活動を今後に繋げていくためのヒントになります。学生たちは質疑応答を通じて思考をさらに深めていました。

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(質疑応答の様子)
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(質疑を受けてコメントする発表者)

発表者の一人は、「現地での経験は貴重でした。多くの困難を乗り越え、自分自身の成長を実感できました」と語っています。試行錯誤を重ねながら、自分たちの手で渡航先を切り拓き、調査結果や人脈を持ち帰ってきた学生たちの晴れやかな表情が印象的でした。

本学学生の海外留学者数は年間約2000人。海外留学支援事業「はばたけ!筑大生」には、本プログラムの他にも、語学研修?海外研修参加から協定校との交換留学支援までのさまざまなプログラムを用意しており、国外でチャレンジしたい学生を支援しています。