365体育投注

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ウクライナの学生へのキャリアセミナー及び送別会を開催

(再会を期して、集合写真)

3月3日、本学筑波キャンパスのグローバル?ヴィレッジコミュニティー棟において、ウクライナの学生のためのキャリアセミナーと送別会が開催されました。

本学は、ウクライナからの避難学生の学びの継続のため、365体育投注4年度に特別措置による非正規生(42名)の受け入れを開始し、現在31名の学生(うち8名が正規課程に進学)が在学しています。365体育投注6年度末の特別措置の終了に向けて、これまで約1年半に亘り、本学では学生の自立的な進路選択に向けて様々な支援に取り組んできました。

本セミナーでは、茨城県外国人材支援センター、難民等の就職支援を行うNPO法人(WELgee)が講演し、行政等による就職活動へのサポートの仕組みや日本でのキャリア形成について改めて助言をいただきました。学生は講演に真剣に耳を傾け、個別懇談にも熱心に参加していました。

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(WELgeeの活動紹介と熱心に聞く学生の様子)

既に就職?進学などを決定した学生のほか、引き続き就職活動をしながら在留継続を希望する学生は、今後、日本政府によるウクライナ避難民への定住支援プログラムなどを活用しつつ、自立を目指すこととなります。

また、今回のイベントが、特別措置によるウクライナからの避難学生が在学中に集まる最後の機会となるため、セミナー後に送別会を行いました。参加した学生達と関係教職員が、3年間の出来事を記録したスライドショーを懐かしく見ながら、これまでの歩みに感慨を新たにしました。

学生達からは、不安な気持ちで渡日したときに温かく迎えてもらえたこと、ウクライナの家族も大学に感謝していること、人として成長することができたこと、学んだことを将来生かしたいなど、これまでの支援に対する深い感謝の気持ちと未来に向けての力強い言葉がありました。

本学の教職員からも、学生の未来へエールを送り、本学の同窓生として今後もしっかりと連絡を取り合いつながっていくこと、いつでも筑波キャンパスに来てもらい学生交流課に立ち寄ってほしいことを呼びかけ、最後に再会を約束して送別会は終了しました。

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(キャリア懇談の様子)
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(学生へのメッセージを述べる臼山ウクライナ学生支援チーム長)